□「被害者」の仮面を被ろうとする創価学会時代に強引な折伏活動で実績を積んだ加害者たち

 

日蓮正宗、法華講、創価学会、顕正会、正信会等の「日蓮正宗系」団体を離檀・脱会して、他の「日蓮正宗系」団体に移った人、「日蓮正宗系」団体を次々と、転々と「カルトサーフィン」する人たちは、どういうわけか、自分たちはカルト問題の被害者であると錯覚している。カルト問題の加害者であるはずの人たちが、いつの間にやら被害者にすり替わってしまうのであるから、これまた不思議な現象である。「日蓮正宗系」団体を転々と「カルトサーフィン」する人たちの中で、かなり多くの人が、「オレたちは被害者だ」などと言いだし、やれ「創価学会被害者の会」だの「日蓮正宗被害者の会」「顕正会被害者の会」だのと言い出す。この中で典型的なのが、199012月以来の「宗創戦争」以降にできた「創価学会による被害者の会」である。

19914月、福岡市西区の日蓮正宗・開信寺(当時の住職・柏崎寿宣氏)の御講で、創価学会員が法華講員に集団暴行を加え、開信寺総代・八尋由夫氏(69)が左膝打撲・左内側側副じん帯損傷という重傷を負ったと称する、いわゆる「開信寺事件」が起こった。ところがこの「開信寺事件」は、法華講、創価学会の言い分が全く食い違っている。法華講によれば、この「開信寺事件」がきっかけになって、「創価学会による被害者の会」が結成されたと称している。ここでは、「開信寺事件」についての、ビデオや写真は存在しないため、事件の内容は、さておくとしよう。

それにしても、不可解なのは、この「開信寺事件」以降あたりから、自称「被害者」があちらこちらに、続々と出没してきたことである。その自称「被害者」とは、いずれも創価学会から法華講にカルトサーフィンした人たちである。「創価学会による被害者の会」幹事の一人に、これまた創価学会から法華講にカルトサーフィンして法華講D寺支部の幹部に収まった人物がいた。この人物ないしはこの人物の周囲に居た者たちは、1990年代に創価学会が法華講に仕掛けていた「脱講運動」で、創価学会員が法華講員の自宅に来訪したというだけで「自分たちは被害者だ」と騒ぎ出したのである。これで1990年代には、自称「被害者」が陸続と現れたのである。ちなみに法華講員や創価学会員たちが聖典としている法華経には、六万恒河沙の地涌の菩薩が説かれているということだが、1990年代に現れたのは、六万恒河沙の地涌の菩薩ならぬ自称「被害者」であった。

家庭訪問されただけで「被害者」になってしまうのなら、法華講員宅を家庭訪問している日蓮正宗寺院住職や法華講幹部は、法華講員に対する加害者ということになる。「創価学会による被害者の会」幹部を務める法華講員は、矛盾に全く気づいていないらしい。1990年代のころ、これら自称「被害者」たちの「空騒ぎ」はどんどん増幅していった。ひどいケースになると、法華講員のほうから創価学会員宅に「慧妙」や創価学会批判のチラシを配布していながら、これに反応した創価学会員が法華講員宅に来訪すると、「創価学会員が来た」「創価学会員は迷惑だ」と言って警察に通報する法華講員すらいた。そして同じ法華講員からさえも、「そんな創価学会の被害なんて本当にあったのか」「創価学会員なんて、怒鳴りつけてやればもう来ないよ」等々の疑問の声が上がるに至るのである。

 

 

 

 

□自称「被害者」の仮面を被る『珍現象』は199012月以来の「欺瞞の宗創戦争」の産物である

 

警察は、110番通報があれば現場に急行する。それでこれが単なる法華講員と創価学会員のいざこざだとわかると、警察が出動すべき事件ではないということで引き上げていく。こんな事件が1990年代に続発した。日蓮正宗寺院住職の中には「今回の宗門と創価学会のケンカには、警察も相当、頭に来ているらしい」などとノー天気なことを平然と言う住職すらいた。こんな法華講員と創価学会員のいざこざぐらいで、いちいち110番通報されていたら、警察が怒るのも無理はないのではないだろうか。警察の本来の業務・機能とは、犯罪予防や治安維持、犯罪捜査や犯人逮捕等々の行政警察活動、司法警察活動、公安警察活動であるはず。ところが法華講員が、創価学会員との紛争で通報を繰り返していると、警察の人出がそちらに行ってしまい、本来の警察活動が疎かになる畏れがある。客観的に見て、これら法華講員による通報が、本来あるべき警察への通報ではないことは明らかである。

それともうひとつ、不思議なことがある。これら自称「被害者」たちは、法華講に入る前は、いずれも創価学会員であった人たちである。ところがこれらの人たちは、創価学会員だったころは、皆、創価学会の幹部だったと自称している。ところが創価学会の組織システムからして、ほんのごく一部のスーパーエリート幹部を除けば、強引・執拗な折伏活動で、入信させる実績を積まなければ、幹部として出世できない。ということは、これら自称「被害者」たちは、創価学会員だったころは、さんざん強引・執拗な折伏や公明党への投票干渉を行って実績を挙げていた「加害者」だったということである。創価学会員だったころは、世間一般に対して人権侵害の迷惑行為を行っていた加害者であったことを、ひたすら隠蔽し、法華講に入ってから、ひたすら「被害者」の仮面をかぶろうとする。これでは世間一般に対して、何の説得力もない。だから、「創価学会による被害者の会」は、世間一般からは「創価学会による『加害者』の会」と揶揄されていたくらいであった。「創価学会による被害者の会」は、すみやかに「創価学会による『加害者』の会」ないしは「日蓮正宗系による『加害者』の会」と改名するように勧告する。

又、顕正会→創価学会→法華講→鳥本雄行とカルトサーフィンしていた「バカタレイヤ」(仮名)も「大石寺の『戒壇大本尊』『二箇相承』がニセモノとは知らなかった。オレたちは騙されていた。被害者だ」と言っていた。この自称「被害者」の仮面を被るという『珍現象』は、創価学会→法華講に入った人たちに多く見られる現象であり、又、子どもの頃から創価学会員、法華講員だった人に見られる現象でもある。創価学会→法華講→無宗教、創価学会→無宗教、法華講→無宗教ないしは他宗派へ行った人には、ほとんど見られない。特に他宗派に行った人で、自称「被害者」の仮面を被っている人は、見聞したことがない。自称「被害者」の仮面を被るという『珍現象』は、199012月以来の「欺瞞の宗創戦争」の産物であるという言い方もできよう。

 

被害者の会1
 

(自称「被害者」の仮面を被る「創価学会による被害者の会」)