□仏教寺院・仏教僧による葬儀・法事は上古の昔から日本の大衆文化として深く定着している

 

創価学会、法華講、顕正会等の「日蓮正宗系」団体の信者は、「『日蓮正宗系』以外(創価学会以外、日蓮正宗以外、顕正会以外…)の宗教は全て葬式仏教だ」「何の社会的活動も平和活動も行っていない」「何の役にも立たない宗教」等々と言って見下し、蔑視している。これは日蓮正宗僧、創価学会員、法華講員、顕正会員等、概ね変わらないが、特に中でもひどいのが創価学会員である。それはなぜかというと、創価学会では創価学会員に対して「創価学会だけが勤行・折伏・教学研鑽を行い日々の実践に活かす生きた宗教である」「他宗派、他の伝統仏教は葬儀、法事だけを行う葬式仏教、墓仏教、墓檀家と化している」「創価学会だけが生きた宗教、他は全て死せる宗教」「他宗派は社会的活動を何もしていない」「他宗派は何ら社会に貢献していない」「創価学会だけが世界平和に貢献している」「創価学会だけが社会に貢献している」…ここでは創価学会のケースを挙げたが、法華講の場合は「創価学会だけが」の部分がそっくり「日蓮正宗だけが」にすり替わり、顕正会の場合は「顕正会だけが」にそっくりすり替わる。創価学会員、法華講員、顕正会員や正信会寺院信徒等「日蓮正宗系」団体信者は、こんな独善的思想、独善的指導に洗脳されてしまっている。そればかりではない。創価学会を脱会した元信者、日蓮正宗を離檀した元信者、顕正会を脱会した元信者、正信会寺院を離檀した元信者まで、これらの独善的思想、独善的指導に蝕まれたままになっている。これら元信者の人たちまで「アンチ日蓮正宗」管理人に「他宗派の人たちは、葬式以外に何もしていないんですよね」「他宗派は何も社会的貢献をしていないんですよね」などと言ってくるから、こちらが呆れかえってしまうくらい。「日蓮正宗系」団体の信者や元信者らが言う「葬式仏教」という言葉の意味は、葬儀や法事、墓参りばかりを行って、他には何もしないという意味らしい。また彼らの「葬式仏教」批判の中には、葬儀、法事、墓参りよりも日々の勤行、布教、教学が大事なのだという意味が含まれているものと考えられる。

ここでよく考えて頂きたいのだが、「日蓮正宗系」団体の信者や元信者らが言う「葬式仏教」批判や「墓檀家」批判は、はたして正しいのだろうか、はたして的を得た批判なのかということだ。

まず第一に、葬儀や法事、墓参りをすること自体、悪いことでも何でもない。故人を弔うことは、太古の昔から極めて自然な人間の行為として行われてきていることであり、当たり前のこと。葬儀や法事を仏教寺院、仏教僧に依頼して行うことは、これまた上古の昔から日本の大衆文化として深く定着してきていることである。「葬式仏教」批判を行う日蓮正宗とて、普段から日蓮正宗の化儀で葬儀、法事、塔婆供養、盂蘭盆、彼岸を行う重要性を信者に指導しているし、創価学会も宗創和合時代は、葬儀、法事、塔婆供養、盂蘭盆、彼岸等を全て日蓮正宗寺院で行っていた。宗創戦争・日蓮正宗からの破門以降は、創価学会の葬儀社や会館で創価学会葬、友人葬を行っているのは、あまりにも有名だ。大衆文化として定着していないのは、むしろ創価学会員や法華講員の日々の勤行であり、恋愛結婚のほうである。最近、とある宗教学者が「葬式も墓も要らない」自然葬や0葬を広めようとしているようだが、こちらも大衆文化としては全く定着していない。

 

 

 

 

□積極的に社会活動・慈善活動・福祉活動を行っている仏教各派寺院住職・キリスト教牧師

 

葬儀そのものは、故人を弔う大事な宗教的儀式であり、葬儀や法事を行っているから「葬式仏教」「死せる宗教」などと批判するのは、葬儀蔑視の独善思想と言う以外の何物でもない。こんなものは、世間一般では何の説得力もなく、誰一人耳を傾けないものである。

創価学会、法華講、顕正会等の「日蓮正宗系」団体の信者は、「『日蓮正宗系』以外(創価学会以外、日蓮正宗以外、顕正会以外…)の宗教は全て何の社会的活動も平和活動も行っていない」「何の役にも立たない宗教」等々と言って見下しているが、はたしてそうだろうか。例えば日本脱カルト協会理事の顔ぶれを見ると、仏教宗派住職やキリスト教牧師等の顔ぶれがズラリと並ぶ。

□日本脱カルト協会理事 真宗大谷派玄照寺住職 

□日本脱カルト協会理事 日本基督教団正教師(牧師) 恵泉女学園大学学長

□日本脱カルト協会理事 日蓮宗大明寺住職。社会福祉法人立正福祉会家庭児童相談室本部相談室「青少年こころの相談室」室長

□日本脱カルト協会理事 日本基督教団白河教会牧師 

□日本脱カルト協会理事 浄土真宗本願寺派(西本願寺)光輪寺 本願寺派布教使

一般仏教やキリスト教の動静等を報道する「中外日報」を紐解くと、仏教宗派・キリスト教が行っている数々の社会活動をも紹介・報道されている。最近の報道を見ると

□真言宗醍醐派総本山醍醐寺境内に医療法人社団洛和会のグループホーム建設

□仙台市青葉区の浄土真宗本願寺派仙台別院(東北教区教務所)に東日本大震災の被災地支援活動の拠点「本願寺仙台別院教化センター」がオープン。ボランティア支援を拡充

□カトリック東京大司教区が東京都千代田区のカトリック麹町聖イグナチオ教会で東日本大震災祈念イベント「思いつづける311」を開催

□京都市山科区真言宗単立寺院・宝勝院住職が美化清掃事業を行うNPO法人「英風舎」を設立、本格的に活動を開始

□高野山真言宗弘明寺(横浜市)住職が委員長を務める「真言宗病苦研究会」が西洋医学と代替医療を組み合わせた統合医療を研究する「NPO法人統合医療塾」と協力してさまざまな分野の医療関係者による講演会を開く

□真宗大谷派が宗務所の議場で死刑廃止を考えるシンポジウムを開く。真宗本廟・東本願寺で人権週間ギャラリー展・「いのちの表現展」を開催

これらはほんのごく一部である。近年は簡易ブログ・ツイッターが人気だが、ツイッターでも数多くの仏教宗派寺院住職やキリスト教牧師が自らの社会活動等の広報活動を行っている。

 

いのち展1


いのち展2


いのち展3


いのち展4
 

 

(死刑廃止を考えるシンポジウム・「いのちの表現展」を開催した真宗本廟・東本願寺)