□世間一般で旅行慣れしている人、旅の要領がうまい人は多く、年々、増えてきている

 

日本では、年末年始、ゴールデンウイーク、8月中旬の夏休み等にまとまった休日をとって、旅行に出かける人は多い。この時期、日本全国の行楽地、テーマパーク、動物園、遊園地、温泉街などはどこも満員。移動手段である航空機、新幹線、特急列車は100%を超える乗車率になる。高速道路は、行楽地から行き帰りする車で、数十キロ単位の渋滞が発生。高速道路の渋滞、航空機・新幹線・特急列車の満席が同時発生するのは、年末年始、ゴールデンウイーク、夏休み、ハッピーマンデーがからむ3連休や9月のシルバーウイーク等である。こうした3連休から1週間、10日つづく休みに、帰省したり、旅行に出かけるのは、今日、日本人の慣習、文化として深く定着しているといえよう。又、個人旅行のみならず、世間一般の企業・会社では、社員の福利厚生として、社員旅行を企画している所が多いし、会社を定年退職した人の集まりである老人会、敬老会といったグループでも、温泉旅行等を企画している所が多い。個人旅行でも、社員旅行でも、グループ旅行でもそうだが、大半の場合、旅費、宿泊費、遊興費ないしはそれらの一部を積み立てている。

企画者、主宰者である会社や老人会も積み立てているが、参加する社員やグループのメンバーも、積立金の名目で給与から引かれたり、会費の中に旅行積み立て分が含まれていたりする。旅行に行く場合は、あらかじめ計画を立てて、費用分を事前に積み立てておく等の準備をするのである。例外的に、借金をして旅行に行く人がいるかもしれないが、大半のケースは何らかの形で、費用分を積み立てるケースであろう。

私も、社員旅行やグループ旅行はもとより、寺院巡りや寺跡調査等々の個人旅行を行ってきているが、事前の準備をしたり、経費分を事前積み立てするのは全く同じ。個人旅行で寺跡調査や寺院巡りをするとなれば、経費を事前積み立てる他に、個人で日程も調整しなければならない。地方へ寺跡調査や寺院巡りに行くとなれば、1日や2日ぐらいでは日程不足で、最低でも3日か4日は必要である。しかし今は、週休二日制が定着しているので、土曜・日曜に有休1日をくっつけたり、土曜・日曜に夏休みをくっつけて45日くらいの休暇をとることは可能。私もサラリーマン時代はそうしていたし、今も定期的な公休として3日ぐらいの休みを取ることは可能である。

会社勤めの人でも、個人旅行が好きな人はけっこういて、旅行の話しで盛り上がることはよくあるし、また何度も何度も旅行をすることによって、旅の要領もよくなっていく。ここはJTBのプランを使った方がいいとか、高速道路はこのルートを使った方が早いとか、どこの会社のどのプランがいいとか、である。こういった旅行慣れしている人、旅の要領がうまい人は、わりと男性よりも女性に多く、男性のサラリーマンよりも女性のOLに多いように思う。もちろん男性やサラリーマンにも、旅行慣れしている人、旅の要領がうまい人はいるし、世間一般で旅行慣れしている人、旅の要領がうまい人は多く、年々、増えてきているように思う。

 

 

 

 

□第一に時間的余裕がない故に旅行に行けない創価学会・法華講・顕正会等「日蓮正宗系」信者

 

ところが、こういう時代の中にあって、旅行にほとんど行ったことがない人、旅をほとんど知らない人、ほとんど旅行慣れしていない人がいる。その第一の部類に入る人たちが、日蓮正宗、創価学会、顕正会等の「日蓮正宗系」カルト信者である。これらの人たちは、大石寺参拝・創価学会参拝・顕正会参拝以外の旅行に行ったことがない人たちが大半である。中でも、「日蓮正宗系」カルト団体の幹部だとか役員だとか、カルト団体活動の中枢にいた人、かなりカルト活動に熱心だった人ほど、旅行にほとんど行ったことがない、旅をほとんど知らない、ほとんど旅行慣れしていないのである。ではなぜ彼らは、旅行にほとんど行ったことがないのか、旅をほとんど知らないのか、ほとんど旅行慣れしていないのだろうか。

その第一の理由は、彼らは旅行に行く時間がなかったのである。

例えば壮年部幹部・役員の場合はこうだ。創価学会員の場合は、平日は18時に仕事から帰宅して、毎日のように、やれ地区協議会だの地区座談会だの、支部協議会だの支部座談会だの、家庭訪問だのと、創価学会活動にかけずり回る。土曜・日曜・祝日は、朝から晩まで創価学会活動。創価学会婦人部幹部の場合は、平日も土曜も日曜も祝日も、やれ創価学会活動だの家庭訪問だのにかけずり回る毎日。正月は創価学会本部、八王子の牧口記念館で新年勤行があり、各地の会館でも寺院行事をまねた法要やら会合を行っているから、創価学会幹部になれば、それこそ四六時中、創価学会会館に足を運ぶ。宗創和合時代は、大石寺登山があったが、日蓮正宗から破門された後は、八王子の牧口記念館参拝が加わる。

創価学会男子部になると、通常の創価学会男子部活動の他に、壮年・婦人・男子・女子の四者活動(地区協議会・地区座談会・支部協議会・支部座談会等)がある他に、創価学会男子部地区リーダー以上の幹部は、創価班か牙城会のいずれかに属していて、創価班、牙城会の活動がある。

金城会や創価班に属する創価学会男子部幹部になると、創価学会本部からの命令で「今から創価学会本部に来い」と号令がかかり、仕事も何も放っぽり出して創価学会本部に急行することがある。宗創和合時代には、顕正会街宣車の大石寺街宣活動があった時や、数万人単位の正信会僧俗が大石寺周辺に押し寄せる正信会「大石寺抗議登山」があった時は、「今から大石寺に来い」と号令がかかった時があった。だから家族団らんも、家族旅行も個人旅行もない。創価学会幹部が家族旅行や個人旅行に行ったら、それこそ「信心がない」と、上の幹部から罵倒されてしまう。

法華講の幹部(役員)も、創価学会幹部とほとんど変わらない。法華講の幹部(役員)は、平日の夕方は、仕事から帰ってきたら座談会だの協議会だのと法華講活動の日程がびっしり。土曜、日曜、祝日は、所属寺院で唱題会だの御講だの支部座談会だの支部総会だの支部登山だのと日程がぎっしり詰まっている。さらに法華講連合会の正月の初登山会、春休みの春季総登山会、夏休みの夏季講習会登山があり、春の御虫払い法要、夏の寛師会、秋の御大会の登山もある。さらに法華講80万達成だの50%増だのと掛け声で、寺院行事や法華講行事がない日は、「折伏」にかり出される。法華講も、とても家族団らん、家族旅行、個人旅行どころではない。カルト団体活動の日程がぎっしり詰まっているのは、顕正会の場合も同じ。法華講でも顕正会でも家族旅行や個人旅行に行ったら、「信心がない」と、住職や幹部から罵倒されてしまう。だから創価学会、法華講、顕正会等「日蓮正宗系」カルト団体信者は、日程的に時間的余裕がない故に、旅行に行けないのである。これが第一の理由である。

正本堂法庭1
 

 

(『戒壇の大本尊』御開扉を待つ法華講員たち・『日蓮正宗法華講連合会第27回総会』写真集より)

 

大石寺参拝する創価学会員
 

(宗創和合時代、大石寺に参拝していた創価学会員)

 

正本堂御開扉11
 

(大石寺正本堂での「戒壇の大本尊」御開扉)

 

創価班1
 

(宗創和合時代に大石寺に常駐していた創価学会の創価班)