□「日蓮正宗系」本尊・信仰が棄てられずに所属教団を次々と変えるカルトサーフィンを繰り返す人

 

日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会等「日蓮正宗系」カルト信者の酷い弊害は、日蓮正宗をやめる、創価学会をやめる、顕正会をやめる、正信会をやめると意を決しても、「日蓮正宗系」の信仰を完全に捨て去ることができない、というものがある。例えば、創価学会員が、「創価学会をやめる」と意を決して脱会届を、創価学会会長、代表役員宛に内容証明郵便を郵送して、法的に脱会したとする。しかし、長年つづけてきた「日蓮正宗系」の信仰を完全に捨て去ることができない人が、多数いる。そういう人は、どうするのか。創価学会を脱会した後、日蓮正宗寺院の門を叩いて法華講に入る、あるいは顕正会に入る、正信会に入る、或いは保田妙本寺等の富士門流の寺院に入る。日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会等「日蓮正宗系」の信仰に懲りて、「もう日蓮も宗教もこりごりだ」と言って、「日蓮正宗系」カルトから抜け出しても、信仰そのものを棄てることができない人が、けっこうたくさんいる。

長年、顕正会の信仰をつづけてきた人が、「顕正会はおかしい。顕正会はもうこりごれだ」と言って、脱会届を会長・浅井昭衛宛に郵送しても、日蓮正宗系の信仰、本尊を棄てることができない人が、たくさんいる。こういう人たちも、日蓮正宗寺院の門を叩いて法華講に入る。あるいは創価学会に入る、という行動を起こす。それで、顕正会から法華講に入っても、法華講の中で、いろいろなトラブルを起こして、法華講をやめる。その後は、創価学会に入る、正信会に入る、等々、「日蓮正宗系」カルト団体を、転々と渡り歩く。そして、その後、保田妙本寺に行ったり、日蓮宗寺院に行く。

かつて197080年代のころは、創価学会→法華講、創価学会→正信会寺院に行き、行った先でトラブルを起こし、日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会等の「日蓮正宗系」カルトを転々とする人が、たくさんいた。

ところが2000年代に入り、正信会が分裂を繰り返した結果、どんどん勢力を衰微没落して行ったこと、日蓮正宗、創価学会、顕正会等、どの「日蓮正宗系」カルト団体も、世間から批判されて評判が悪いこと等々があり、「日蓮正宗系」カルトをやめた人の行き先に、保田妙本寺等の富士門流寺院が加わっている。つまり、日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会の「日蓮正宗系」カルトを渡り歩いても飽き足らず、保田妙本寺、伊豆実成寺、北山本門寺、西山本門寺、京都要法寺等の富士門流本山寺院の門を叩く。それでも飽き足らずに、日蓮宗寺院、法華宗寺院、天台宗寺院の門を叩く。これは、行く先、行く先でトラブルを起こして、所属をどんどん変えていくわけだが、こうしたカルトサーフィンを繰り返して、ようやく信仰を棄てることに踏ん切りがつく人が出る。

 

2018.4.9-11
 

(保田妙本寺)

 

 

 

 

 

□本当は「日蓮正宗系」をやめていないのに衆目の前では「やめた」かの如くに偽って振る舞う人

 

これくらい「日蓮正宗系」カルトの信仰を棄てられず、「日蓮正宗系」の曼荼羅本尊への「マニア的信仰」にしがみつく人が実に多い。こうした中、日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会等「日蓮正宗系」カルトから、「オレは脱会した」「オレは離檀した」と口先で言いながら、実際は日蓮正宗離檀も、創価学会脱会、顕正会脱会も全くやっていない人物が、けっこういることも判明している。

インターネットの掲示板やブログ等では、いかにも日蓮正宗離檀者、創価学会・顕正会脱会者であるかのように振る舞っておいて、だいぶ時間が経過した後に、「私は今日、正式に創価学会を脱会しました。あの時は、まだ脱会していませんでした」などとカミングアウトする者がいる。これなどは、他の創価学会・顕正会脱会者、無宗教者を完全になめきった、愚弄した、呆れ果てた態度である。富士門流執着軍団・富士門流ニセ坊主軍団では、トップのニセ坊主A、ニセ坊主Bが二人とも、ブログ、「mixi」、「GREE」等々で、さも日蓮正宗批判、創価学会批判、顕正会批判らしきことを行い、とっくに二人とも日蓮正宗離檀、創価学会脱会したものだと思っていた。

ところがニセ坊主A、ニセ坊主Bの二人とも、「mixi」で

「正確に言えば、私は法華講をやめていませんよ。末寺の役職を辞退しただけで、脱講届も出していません。また、大石寺から信徒除名にもなっていません。あしからず」

 

2009.8日蓮正宗をやめていない
 

 

などと言っているのである。何のことはない。二人ともさも日蓮正宗離檀、創価学会脱会を装いながら、「日蓮正宗系」の信仰が棄てられず、日蓮正宗離檀の手続きすらしていない、「日蓮正宗信徒」の地位に、しがみついていた男だったというわけである。

又、創価学会を脱会して「富士門流執着軍団」に入った「アタマ・アズマ」(仮名)は、しばらくはおとなしく「富士門流執着軍団」で活動していたのだが、その後、突然、日蓮正宗妙相寺法華講に入ったことを、カミングアウトしている。

「アホタレイヤ」(佐藤某)も、顕正会→創価学会→法華講→富士門流・鳥本雄行→正信会→日蓮正宗常在寺と、次々とカルトサーフィンを繰り返し、最後は創価学会に戻っている。

このように、一度は公然と日蓮正宗離檀、創価学会・顕正会脱会を表明しながら、本当は何もしていなかった者。日蓮正宗、創価学会、顕正会、正信会等「日蓮正宗系」カルト団体を次々とカルトサーフィンする者、一度は日蓮正宗離檀、創価学会・顕正会脱会しながら、カルトサーフィンを繰り返して、元の教団に戻る者。こういう人が実に多いのである。

それにしても、なぜ「日蓮正宗系」の信仰を棄てることができないのか。元は「日蓮正宗系」ではない人が、「日蓮正宗系」の折伏・布教によって、外部から入信した人の場合、日蓮正宗離檀、創価学会・顕正会脱会の時は、「日蓮正宗系」の本尊・信仰はあっという間に棄ててしまう。棄てられない、ということは、まず有り得ない。しかしながら、

(1)              産まれて間もなく、物心つく前から「日蓮正宗系」の信者だった人、

(2)              子どもの頃から「日蓮正宗系」信者だった人、高校生、大学生のころ「日蓮正宗系」に入信して、20年、30年の長い間、「日蓮正宗系」のカルト教育の中に居た人は、なかなか「日蓮正宗系」本尊・信仰を棄てられない人が多い。こういう人は、創価学会→法華講→富士門流執着軍団、創価学会→顕正会→富士門流執着軍団、顕正会→法華講→富士門流執着軍団というふうにカルトサーフィンを繰り返す人、挙げ句の果てに元々のカルト教団に戻ってしまう人がいる。

それにしても、なぜこんなにも「日蓮正宗系」本尊・信仰を棄てられずに執着するのか。

 

67世日顕・昭和54年10月13日形木3
 

(日蓮正宗大石寺が下附している大石寺法主の曼荼羅)