□日蓮正宗の全信徒に「入信するまで折伏せよ」と指南している大石寺68世早瀬日如法主

 

日蓮正宗の日本国憲法の「信教の自由」「布教の自由」を大きく逸脱した体質、国際人権B規約 第18条に違反する体質は、未成年の子供、小学生、中学生、高校生への折伏命令を下したり、殉教の精神を説いたりしているだけではない。日蓮正宗のトップ・管長・代表役員である大石寺68世早瀬日如法主は、2016(平成28)327日、大石寺広布坊で行われた「法華講連合会第53回総会」の席で日蓮正宗の信徒を前に、「入信するまで折伏せよ」との「指南」(指導)をしている。

「既に皆様もご承知の通り、本年は『折伏躍進の年』であります。すなわち、本年はすべての講中が、異体同心・一致団結して、来るべき平成33年・法華講員80万人体制構築へ向かって大折伏戦を展開し、本年度の折伏誓願を必ず達成して、勇躍として前進すべき、まことに大事な年であります。されば、まず私ども一人一人がこのことを深く心に刻み、誓願達成へ向けて、勇気と確信を持って、存分に戦いきっていただきたいと思います」

「折伏は、決して口先だけでできるものではありません。全人格で足を使い、心を込めて折伏するのであります。また折伏に『これなら絶対に達成できる』というような、絶対の方程式などはありません。題目を唱え、その功徳をもって一生懸命に折伏することが大事であります。折伏は相手を救う一念で、ひたすら折伏する以外に達成の秘訣はないのであります。また、たとえだれがやらなくても、一人になっても折伏するという、断固たる決意と勇猛果敢なる行動こそが大事であります」

「私どもの折伏も、大聖人様がそうであったように、初めは一人であっても、断固たる決意を持って、根気よく折伏に励むところ、必ず達成成就することができるのであります。折伏ができないのは、途中でやめてしまうからであります。折伏は、あくまでも続けていくということが大事なのであります。それが達成の秘訣であろうと思います。平成33年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員80万人体制構築まであと5年、法華講にとっては、これからの戦いが勝負であります。今こそ、全講中が総決起して、破邪顕正の折伏を実践すべき時であり、どの(法華講)支部も遅れをとってはなりません。(日蓮の『如説修行抄』の文を引用して)折伏をすべき時に、折伏をしない者は『物怪』であるとの厳しいお言葉であります」

「本年は『折伏躍進の年』に当たり、私どもは一人一人がこれらの御金言を深く心に刻み、全身全霊を傾けて、身軽法重・死身弘法(しんきょうほうじゅう・ししんぐほう)の大折伏戦を展開して折伏誓願を達成し、もって仏祖三宝尊に対し奉り御報恩謝徳申し上げ、それぞれが一生成仏を果たされますよう心から念じ、本日の話しといたします」

(日蓮正宗宗務院機関誌『大日蓮』平成285月号より)

27ストーカー折伏指南1


27ストーカー折伏指南2


27ストーカー折伏指南3
 

27ストーカー折伏指南4


5大日蓮

法華講とは、日蓮正宗の大石寺塔中・末寺寺院・教会の信徒を総括したものを指すことばで、大石寺に法華講本部、大石寺塔中・各寺院・教会に法華講支部を置く。日蓮正宗信徒は、大石寺塔中・末寺寺院・教会の法華講支部を中心に活動する。昭和37年(1962年)、大石寺66世細井日達法主の代に、法華講支部の連合体である地方部が、さらに地方部の連合体である日蓮正宗法華講連合会が結成され、信徒団体として組織化が進んだ。法華講連合会には委員長、副委員長、理事、幹事、さらに地方部長、副地方部長以下の役員がいる。

 

 

□日蓮正宗のストーカー折伏指導は憲法20条「信教の自由」逸脱・国際人権規約第18条違反だ

 

法華講本部には日蓮正宗全信徒のトップである総講頭、ナンバー2の大講頭らの役員がいるが、日蓮正宗の信徒は、全国単位としては法華講連合会の活動に参加しており、総講頭、大講頭といった役職は、実質的に名誉職と化している。池田大作もかつて法華講総講頭であった。

法華講連合会は毎年3月の最終日曜日に、大石寺で法主、宗務院役員らが出席をして法華講連合会総会を行っている。総会は広布坊をメイン会場に、客殿、大講堂、奉安殿(旧仮御影堂)、各宿坊をサブ会場にして、この日、大石寺に登山した信徒全員が参加する。その中には、大人の信徒だけではなく、未成年の子供、小学生、中学生、高校生の信徒も参加している。この日の総会には、未成年の信徒で編成された鼓笛隊のパレードまで行われている。総会だから法華講連合会の最重要行事のひとつであるわけだが、参加信徒を前にして、大石寺68世早瀬日如法主が

「折伏は、決して口先だけでできるものではありません。全人格で足を使い、心を込めて折伏するのであります。また折伏に『これなら絶対に達成できる』というような、絶対の方程式などはありません。題目を唱え、その功徳をもって一生懸命に折伏することが大事であります。折伏ができないのは、途中でやめてしまうからであります。折伏は、あくまでも続けていくということが大事なのであります。それが達成の秘訣であろうと思います」

などと「指南」(指導)しているから驚きである。つまり折伏した相手が、日蓮正宗に入信拒否しても、折伏を途中でやめるな。折伏は、あくまでも続けていけ、というのだから、これでは、折伏している相手が、日蓮正宗に入信するまで、執拗にまとわりついて折伏をつづけろ、というのだから、これでは、さしずめストーカーではないか。日蓮正宗のトップ・管長・代表役員である大石寺68世早瀬日如法主が、大石寺で行われた法華講連合会総会での公式発言で、日蓮正宗の全信徒を前に、ストーカー折伏を命令しているのだから、まさに非常識の極み。人権侵害も甚だしいものがある。

そして最後の締めくくりに、「私どもは一人一人がこれらの御金言を深く心に刻み、全身全霊を傾けて、身軽法重・死身弘法(しんきょうほうじゅう・ししんぐほう)の大折伏戦を展開して折伏誓願を達成し」などと殉教の精神で折伏ノルマ達成を信徒に強要する始末である。そうなると、全国各地に点在する日蓮正宗寺院は、「入信するまで折伏せよ」とのストーカー折伏・殉教折伏の拠点ということになる。日本が1978年に署名し、1979年に批准している国際人権B規約 第18条には

1 すべての者は、思想、良心及び宗教の自由についての権利を有する。この権利には、自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由並びに、単独で又は他の者と共同して及び公に又は私的に、礼拝、儀式、行事及び教導によってその宗教又は信念を表明する自由を含む。

2 何人も、自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由を侵害するおそれのある強制を受けない。」

とあり、「宗教の自由の権利には、自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由を含む」「自ら選択する宗教又は信念を受け入れ又は有する自由を侵害するおそれのある強制を受けない」のだから、折伏した相手が入信を拒否した段階で、折伏をやめるべきである。ところが大石寺68世早瀬日如法主は「折伏ができないのは、途中でやめてしまうからだ。折伏は、あくまでも続けていくということが大事。それが達成の秘訣」などと言っているのだから、これはどう考えても国際人権B規約 第18条違反であり、日本国憲法第20条の「信教の自由」「布教の自由」からの大きく逸脱した活動である。日蓮正宗は「入信するまで折伏せよ」とのストーカー折伏・布教指導を即時中止・撤回せよ。それをやらない日蓮正宗は、日本国憲法20条の「信教の自由」「布教の自由」を大きく逸脱した宗教団体、国際人権B規約 第18条に違反する宗教団体として、カルト宗教に指定し、司法監視下に置き、活動を規制すべきである。

27連合会総会1


27連合会総会2
                                                

(日蓮正宗宗務院機関誌『大日蓮』平成285月号が報じている「法華講連合会第53回総会」)